会報「現代総有 第4号」を発行しました。
2022年発行予定 会報「現代総有」第4号の原稿募集を開始しました
総有研究所会報「現代総有第3号」発行
総有研究所会報「現代総有第2号」発行
現代総有研究所2020年度会報(第2号)
原稿執筆の依頼及び公募について(終了しました)
2020年発行予定 会報第二号 特集『個化論』への寄稿募集
来年度発行する会報第2号では、『個化』(論)の特集を企画しました。
「個化※」は、現在「引きこもり、自殺、孤独死」などとして社会の注目されるようになっています。さらにその延長上に家庭や地域の解体あるいは無縁社会の到来など、過去にあまり見られなかった現象が「日常化」があります。少子・高齢化に伴う「単身世帯の急増」なども今後大きな問題となっていくでしょう。
この「個化」について政府や自治体も様々な対策を取り始めました。また、専門的にも精神医学、心理学、社会学さらには福祉や経済学、政治学、都市政策などなど広範囲な学問分野で研究が開始され、NPOなども必死に取り組んでいます。「個化」は私たちにとって他人事ではなく、自分自身の問題なのです。
現代総有は、これら個化して行く人々を結び、社会全体を健全・安心にしていくことを大きな課題とするものであります。この「個化」に対して、どのように考え、また何をなすべきか、多方面から考えを集めてみたい、と思いました。
論文
文献や実例
制度の紹介や提案
様々な処方箋やエピソード、イベント
などなど、多くの論考の寄稿を期待したいと思います。
※『個化』:確定した定義はありませんが、ここでは、『個人が、サークルなどの人間集団や家族(血縁)、地域社会などと切り離されている状態(の進行)、さらにはあえて言えば、自然や「神」とも切り離されている状態(の進行)を言う』と仮に定義します。現代社会で生まれている多様な問題の背景には、人々の「個化」があるのではないか、「個化」が「現代総有」に大きな障害となっている、と考えているのです。ただこれについては様々な角度からの問題提起を期待します。
【組織と会報について】
現代総有研究所は、常設組織として所員により運営しています。研究所では、多くの方との研究、実践、交流を図るために現代総有研究会を設け研究会、シンポジウムなどの取り組みを行っています。会報は、研究成果や事例発表、活動報告等の発表の媒体となるように年1回発行するものです。
執筆要領(ダウンロード)
→会報第2号原稿制作要領
→論文フォーマットC.docx
→現代総有創刊号(サンプル)
会報「現代総有創刊号」
現代総有研究所会報「現代総有」創刊号目次
現代総有研究所設立宣言
巻頭言 土地所有権は変わるか 現代総有研究所所長 五十嵐敬喜 1
学術論文
政府の「所有者不明土地等」に関する施策の検証 宮﨑 一徳 6
シェアリングエコノミーの現在事例 渡辺 勝道 12
投稿論文
江戸の長屋「近世の総有」 五十嵐敬喜 17
落語にみる「江戸長屋」の総有 川村 晃生 26
芭蕉の創作法と心の総有 佐藤 弘弥 35
事例報告
地方小都市における空き家再生と地域おこし 日置 雅晴 43
世田谷のまちづくりの現状と現代総有論への期待 岩井 篤 47
被災地における花壇づくり 野口 和雄 53
寄稿
「建築の公共性—誰のためにつくるのか」を考える 成岡 茂 56
書籍紹介「ティール組織」 中埜 博 61
研究所事業報告〈2018 年度事業一覧〉
「現代総有研究所」開設式 挨拶 五十嵐敬喜 64
被災地復興とコモンズ 上村千寿子 67
「現代総有研究所」設立記念シンポジウム 「地域社会圏」と「現代総有」 渡辺 勝道 72
ルワンダの国際開発業界と総有 庄 ゆた夏 76
太子堂の修復型まちづくりと市民 佐藤 弘弥 82
グローバル社会的経済フォーラム参加とスペイン・モンドラゴン訪問から考えたこと
茂木愛一郎 88
現代総有研究所について 事 務 局 94
入会申込書 97
広告掲載のお願い
2018年7月に現代総有研究所を設立し、本年7月に一周年を迎えることから会報を本年6 月に創刊する予定で準備を進めています。
ついては、日頃より、現代総有研究会に対してご支援、ご協力いただいている皆様に会報出版にあたって広告掲載をお願いする次第です。
誠に勝手ながらご協力いただける場合、事務局まで、2019 年2 月中にご一報ください。
1、現代総有研究所会報「現代総有」(仮題)
A4 版、1,000 部発行、定価1,000 円(予定)、モノクロ印刷
2、広告掲載料
A4 版1/8 について5,000 円(広告サイズ 横90ミリ×縦60ミリ)
原稿については、PDF で提供をお願いします
3、参考資料
別添、現代総有研究所「会報」(創刊号)執筆要領
以上